鬼夜(おによ) 2025年の日程は?見どころや混雑状況、お祭りの歴史を紹介!

イベントニュース

福岡県久留米市の大善寺玉垂宮で毎年1月7日に行われている「鬼夜」

今回は鬼夜の日程スケジュール見どころ歴史などについて紹介します!

鬼夜について

引用:https://www.bs-asahi.co.jp

大善寺玉垂宮で行われる「鬼夜(おによ)」は大晦日の夜から7日まで行われる「鬼会(おにえ)」の最終日に行われる行事です。

日本三大火祭りの一つに数えられ国の重要無形民俗文化財に指定されていて、なんと1600年余りの歴史がある大きな火祭りです。

日本一の大きさと言われる大松明が6本たてられ、それぞれが大きな紅蓮の炎を上げ数百人で境内を勇敢に廻るお祭りです。

このお祭りでは大松明の火を浴びることができれば無病息災となると言われています。

また家内安全災難削除開運招福を祈願する人々で賑わいます。

日程

大善寺玉垂宮 鬼夜 2024年 
日程 2024年1月7日(火)
時間 13:00~23:30頃
場所 大善寺玉垂宮
住所 〒830-0073 福岡県久留米市大善寺町宮本1463−1
マップ
料金 無料

※有料席一人2000円(250席)無くなり次第販売終了

問い合わせ 大善寺玉垂宮社務所
TEL:0942-27-1887
公式サイト https://tamataregu.or.jp/

見どころ

1番の見どころはなんといっても大松明への点火です。

大松明は合計6本用意されており、それぞれに火が点火されていきます。

点火は21:30から開始され境内が炎で包み込まれます。

大松明は直径約1m、全長約13m、重さは1.2トンもあります。

そんな大きな松明を裸の男たちが数百人で移動させていく様は迫力満点どころではないくらいの迫力です!!!!

大松明を移動させる際にはカリマタと呼ばれるカシ棒で支えて力を合わせて「ほいさーっ!」の掛け声で境内を廻ります。

周囲のものにあたって火が燃え移らないよう慎重に移動させる場面や大胆に勢いよく移動させる場面もあり、炎の輝きと迫力を感じることができます!

昨年度の実際の映像を参考に載せておきます↓

鬼夜のスケジュール

鬼夜は前の年の大晦日から新年の7日までの期間で行われるお祭りです。

最も大きな盛り上がりを見せる1月7日の鬼夜に向けて1月4日には大松明が作成されます。

鬼会・鬼夜全体のスケジュール
2023年12月31日(火) 大晦日 大拔、除夜祭
2024年1月1日(水) 元旦 歳旦祭、獅子舞、開運福引き他
2024年1月4日(土) 大松明(おおたいまつ)つくり
2024年1月7日(火) 追儺祭・鬼夜

そして1月7日の鬼夜は13時より始まります

21時30分に大松明に点火され最終的には鬼のみそぎとして境内を下りて惣門(そうもん)をくぐり、汐井場で火を消すこととなります。

1月7日 鬼夜のスケジュール
13:00~ 鬼面尊神渡御 漆塗りの箱に納められた主神である鬼面尊神を安置して神殿で神事を行います。その後、尊神は鬼堂に渡られます。
16:00~ 鬼面尊神還御 尊神を本殿に還す取り組みです。
19:00~ 若衆の境内参集 大松明を担当する締込み一本を身につけた若い衆が小松明を持って玉垂公園に集まります。
20:00~ 汐井汲み神事(汐井口開け) 大松明をもつ若衆たちと行事役職者二十数名が汐井場で禊(みそぎ)をし、お汐井を汲んで神前に供えます。
汐井かけ 数百人の若衆も気勢を上げて汐井場で禊(みそぎ)をし、参道から社殿に駆け上がります。

その間、参道は一面火の川となります。

21:00~ タイマワシの勢揃い 鐘の合図で境内の灯が一斉に消され、松明を持った若衆が鬼堂前の大松明の前に勢揃いします。
21:30~ 六本の大松明に点火

二番鐘が打たれた後、暗闇の中を奥神殿から鬼火が出て、粛々と大松明に近づき一挙に大松明に点火します。一瞬、六本の大松明の炎は闇を焦がし、火花と爆竹音をはじかせる壮観な火と裸の祭典となります。

引用:https://tamataregu.or.jp

鉾面神事

燃えさかる紅蓮の炎の前で鉾取った、面取った、ソラ抜(ぬ)イダの赤・青の天狗による相克の魔払い神事が行われ「ソラ抜イダ」を合図に鐘や太鼓が乱打され祭りは最高潮となります。

引用:https://tamataregu.or.jp

大松明始動

燃えさかる六本の大松明は、裸の若者たちがカリマタとよばれるカシ棒で支えあげて火の粉を浴びながら、勇壮に神殿を時計廻りにまわり始めます。力のはいる緊張の連続です。

引用:https://tamataregu.or.jp

22:00~ 惣門くぐり・鬼のみそぎ

午後十時ごろ一番松明は鬼堂の東側で火取りを行い、境内を下りて惣門(そうもん)をくぐり、汐井場で火を消します。それを見計らって鬼はシャグマの子どもや棒頭に護られて、密かに汐井場で禊をし、神殿に帰ります。

引用:https://tamataregu.or.jp

有料席について

有料席もあり、近くで鬼夜の迫力を味わいたい方は是非申し込みをしてみてください!

料金 2000円
座席数 250席 ※なくなり次第終了
申し込み 大善寺玉垂宮社務室 TEL 0942-27-1887

 

混雑状況

特に1月7日の鬼夜には毎年1万人以上の人が来場され大変混み合います。

また、当日は露店も出店されるので早めの時間からいくといいのではないでしょうか。

火祭りの観覧はかなり人気があり、快適にみたい方は有料席の購入をオススメします。

屋台情報

1月7日の鬼夜の日には参道に多くの露店が出店されます。

焼きそば・イカ焼き・たこ焼き・串焼き・フランクフルト・クレープ・チョコバナナなど種類も豊富です。

鬼夜で火を浴びる前に露店の食事を楽しんで体力を高めておいてはいかがだしょうか。

1月は寒さも厳しいものになるので暖かい食べ物がありがたい季節ですね。

歴史

鬼夜(おによ)は、『吉山旧記』によれば仁徳天皇五六年(三六八年)一月七日、藤大臣(玉垂命)が勅命により当地を荒し、人民を苦しめていた賊徒・肥前国水上の桜桃沈輪(ゆすらちんりん)を闇夜に松明を照らして探し出し、首を討ち取り焼却したのが始まりだと言われています。 毎年一月七日の夜に行う追儺の祭事で、一六〇〇年余りの伝統があり、松明六本が境内を巡る火祭りです。平成六年(一九九四 年)には国の重要無形民俗文化財に指定され、日本三大火祭りの一つに数えられています

引用:https://tamataregu.or.jp

鬼夜はもともと畑あらしなどの犯人を見つけ出すために松明に火を灯して探し始めたことから始まった伝統的な行事である様ですね!

市民住民を守ることを目的に始まった取り組み…………ステキですね!

アクセス情報

電車・バス

●西鉄天神大牟田線「大善寺駅」下車 大善寺駅より徒歩5分

●JR「久留米駅」より西鉄バス(15)番利用、「宮前」バス停下車 宮前より徒歩3分

●JR「荒木駅」よりタクシー利用(約10分)

●九州自動車道 久留米ICより車で約40分で到着
●九州自動車道 広川ICより車で約20分で到着

駐車場情報

専用駐車場は準備されていますので紹介しておきますね!

ただし、かなり多くの人が鬼夜の見物にこられますので、すぐにいっぱいになると思います。

公共交通機関で来場されることをオススメします。

①玉垂公園グラウンド駐車場
住所 〒830-0073 福岡県久留米市大善寺町宮本1463−1
マップ
料金 無料
収容台数 150台
②久留米市立大善寺小学校
住所 〒830-0074 福岡県久留米市大善寺町夜明1268
マップ
料金 無料
収容台数 100台

 

松明の展示

12月15日よりJR久留米駅に1/3スケールの松明が展示されています。

1/3の大きさとはいえ間近で見ると迫力満点です。

これだけ大きなものを燃やしてしかも動かしていくことに驚くばかりです!

来場者の反応

鬼夜の来場者の反応を参考に載せておきますね!

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まとめ

今回は福岡県久留米市の大善寺玉垂宮で開催される日本三大火祭りの一つ「鬼夜」について紹介しました。

裸の若衆の勢いと炎の美しさに惚れ惚れすること間違いなしです!

年の初めに活気あふれる鬼夜を是非体感してみてください。

 

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