道祖神祭り2025年の日程は?見どころや混雑状況・アクセス情報を紹介!

イベントニュース

長野県の野沢温泉で毎年1月に開催される日本三大火祭りの一つ「道祖神祭り」

今回は、道祖神祭りの日程見どころ歴史アクセス方法、駐車場情報などについて紹介します!

道祖神祭りについて

引用:https://blog.nagano-ken.jp

道祖神祭りは、長野県の野沢温泉で毎年1月に開催されている有名な火祭りです。

日本三大火祭りの一つであり、国の重要無形民俗文化財に指定されてるお祭りでもあります。

道祖神(どうそじん)は厄災の侵入を防ぐ神様だち言われており、「どうろくじん」「さいのかみ」「さえのかみ」などと呼ばれ石像などに刻んで祀られています。

全国的には「どんど焼き」などの呼称で親しまれていますが、正月に正月飾りや締め飾りなどを焼く野沢温泉の行事が今に続く道祖神祭りです。

毎年、多くの雪が積もり氷点下の中で裸に布を一枚身につけた野沢温泉村の男たちが松明を燃やして必死になって行う火祭りとなっています。

この道祖神祭りの開催場所は野沢温泉村です。

日本で唯一「温泉」という言葉が地名に入っています。

火祭りに直接参加できるのは野沢温泉村の村民だけです。

見物に関しては村民以外の人も可能ですが、昨年度は感染症対策として野沢温泉村の旅館などに宿泊している観光客に限定された様です。

日程

野沢温泉 道祖神祭り 2025
日程 2025年1月15日(水)
開催時間 19:00~22:00
場所 野沢温泉村 馬場の原
住所 長野県下高井郡野沢温泉村
マップ
入場料 無料
公式サイト https://nozawakanko.jp
問い合わせ 野沢温泉観光協会

TEL:0269-85-3155(8:30~17:30)

FAX:0269-85-3883

MAIL:info@nozawakanko.jp

見どころ

攻防戦

引用:https://pixta.jp

攻防戦は写真の社殿と呼ばれる木で作られた社に松明を持って向かって攻撃する一番の目玉イベントです。

社殿は高さがなんと18メートルあり釘を一本も使わずくみ上げられていて木と縄で骨組みが作られている道祖神祭りのシンボル的存在です

社殿を燃やされまいと三夜講(村の厄年の男たち)が社殿を守る一方で野沢組惣代(厄年以外の男たち)が社殿を燃やすために社殿に攻撃を仕掛けます。

この攻防戦の火つけ役には大人や子どもも参戦しなんと1時間半もの長い時間攻防が続きます。

海外からの観光客にもこの攻防戦はかなり有名でたくさんの外国人観光客で賑わっています。

昨年の道祖神祭りの特に攻防戦に注目したニュースがYouTubeにアップされていましたので参考にしてください。↓

花火

道祖神祭りでは、その開催を祝して最初に花火が打ち上がります。

年始から花火を見ることができるのは道祖神祭りぐらいではないでしょうか。

昨年は野沢温泉村の旅館に宿泊している人のみが道祖神祭りを見物できたんですが、花火は遠くからも見れるため、野沢温泉村の周辺で花火を鑑賞する人も多かった様です。

過去の道祖神祭りでの花火の様子の投稿を参考に載せておきます!↓

初灯籠

前年に長男が誕生した家では、子供の成長を祈って「初灯籠」を作り、火祭りに奉納します。
灯籠作りは、灯籠棟梁の指揮に従って親戚や友人たちが集まって作られます。灯籠の高さは5間(約9メートル)、中心柱は下段がミズナラ、上段が杉を使い、最上部にオンべ(御幣)、その下に傘、この傘の周囲に赤色の垂れ幕を回らし家紋を付けます。
火祭りの攻防戦の末、社殿が最高潮に燃え上がったとき灯籠を燃やします。

引用:https://nozawakanko.jp

火祭りの攻防戦の最後にこの初灯籠も綺麗に燃え上がります!

大きな見どころの一つです!!

道祖神祭りのスケジュール

1月13日午後1時〜 御神木里曳き

社殿を作るための木材を山から切り出しゲレンデから3時間かけて会場まで引きずって移動させます。

1月14日・15日 社殿組み立て

社殿は14日の朝から深夜まで続き15日のお昼頃に完成します。

針金や釘などは一切使わずに昔ながらの方法で作られます。

1月15日 道祖神祭りの流れ

19:00~ 火元もらい 厄年の代表者が火をもらいにいく儀式です。

火は代々伝わる火打ち石でおこされ使用します。

20:00~ 花火・道祖神太鼓 花火と太鼓で道祖神祭りの開催を祝います。
たいまつ行列 厄年代表者らが松明に火がつけられ道祖神唄を歌いながら会場にやってきます。

<道祖神の唄>
目出度く建てた 命あるなら来年も また来年も 命あるなら来年も
唄えばつける サアてば友達良いもんだ おいとまとれば 笠の露やら涙やら
穂に穂が咲いた 升はいらない箕で計れ 夜明けにひとつ 咲いてくれろや梅の花
どんとと鳴るとこどこだ あれはお伊勢の大神楽 大神楽にほれて 行かじゃなるまいお伊勢まで
添わせておくれ 縁を結ぶの神ならば 良い娘に良い衣装着せて 袖の下から乳握る
乳ょ握らせて 乳は内緒の締め樽だ 締め樽締めて 嫁にやります来年は
若い衆頼む 露は寝笹の葉を頼む お月のように 殿さ心はまんまると

引用:https://nozawakanko.jp

20:30~ 火祭りの攻防戦 火つけはまず最初野沢組惣代から始まり、次に村の子ども、そして大人と移行していきます。

火つけは1時間半もの時間に及びます。

22:00~ 社殿火入れ 約1時間半に及ぶ攻防戦の後、社殿に火入れを行い社殿を燃やして火祭りは終了します。

社殿が全て燃え上がるのは23:00ごろになります。

翌朝 餅焼きなど 社殿は翌朝まで燃え続けるため、社殿の火で餅などを焼いて食べる人がいるそうです。

社殿の火で餅を焼いて食べると1年間健康に暮らせると言われています。

混雑状況・入場制限

2024年の道祖神祭りも昨年と同様でどうやら野沢温泉村の住民と旅館に宿泊している人のみ道祖神祭りに参加できるという形になり入場制限が設けられるようです。

以下に道祖神祭りの運営を行なっている地縁団体野沢組のHPより発表内容を抜粋して掲載します。↓

=令和5年度 道祖神祭り観覧者の入場制限等について=

                    令和5年10月25日
令和6年1月15日(月)執行予定の「野沢温泉の道祖神祭り」について、祭り会場への入場等については下記のとおりといたします。

1.入場は、入場券をお持ちの方のみに制限します。
入場券は、野沢温泉村の村民、及び、村内に宿泊しているお客様で、観覧を希望される方のみに発行します。(入場券の配布方法は、決まり次第、お知らせします)
2.入場の際は、アルコール類を含む、飲み物等の持込みを禁止します。

新型コロナウィルス感染症の位置付けは5類に変更され、各種イベント等の人数制限は緩和されましたが、以前より会場内が大変混雑し、雑踏事故の発生が懸念されるため、警察からも対応を求められておりました。
令和4(2022)年10月29日には、韓国・梨泰院(イテウォン)において159人が死亡する大惨事が発生しました。道祖神祭り会場は、社殿に向かって緩く傾斜した地形となっており、また、昨年の道祖神祭りでも村民と村内宿泊者に限り入場券を発行し入場を制限しましたが、約4,800人の入場者があり、会場の規模から、これ以上、無制限に観覧者を入場させることは、同様な事故が発生するおそれがあると判断いたしました。
国の重要無形民俗文化財の指定を受けており、できることであれば道祖神祭りの伝統文化を自由にご覧いただきたいところではありますが、入場制限についてご理解・ご協力をいただきますようお願い申し上げます。
地縁団体 野沢組 惣代 宮澤 裕

引用:https://www.nozawakai.or.jp/

混雑を回避するための措置として昨年と同じような入場制限を設けるということですが、それでも多くの観光客や外国人が道祖神祭りを体験しに来ると予想されます。

特に火祭りの攻防戦の際は最も見物客の数も多くなることが予想されます。

アルコール飲料の持ち込みも禁止となっていますので要注意です!

歴史

かつて野沢温泉では、村内2箇所で道祖神祭りが行われ、横落のさかきや旅館の前庭の道祖神を「上(かみ)のどうろく神」、寺湯の河原の道祖神を「下(しも)のどうろく神」と呼んでいました。
その後、大正元年に警察から火災予防のため「人家から離れること百間以上たること」という達しがあり、上下の組が一緒になって行うことになました。場所は上組の片桐家所有地の馬場ノ原に移り、火元は寺湯の河野家から出すことになりましたが、豪壮な社殿造り、華麗な初灯籠、清楚で可憐な木造道祖神作製など、行事内容はそのまま引き継がれ、競技的かつ美的、全村一致団結の信仰的要素はさらに盛大になり、近郷にない卓越した民俗行事となって存続しています。
そして、日本を代表する道祖神行事の一つとして1993(平成5)年12月13日に国の重要無形民俗文化財に指定されました。

引用:https://www.nozawakai.or.jp/

アクセス情報

電車・バス

●JR飯山駅より野沢線路線バス利用 バス停新田駅まで バス停より 徒歩約7分 料金700円

●JR飯山駅より直通バス「野沢温泉ライナー」 料金:大人600円 子ども300円

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●豊田飯山ICより 約50分

駐車場

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駐車場も充実しています。

宿泊を予定している方は問題なく車で来場できるのではないでしょうか。

来場者の反応

実際に来場された方のSNSなどでの反応を紹介したいと思います。

まとめ

今回は長野県野沢温泉村で行われる日本三大火祭りの一つ「道祖神祭り」を紹介しました。

今年も残念ながら野沢温泉村の村民以外で参加できるのは宿泊している人に限定されてしまった様ですが、外国人からもとても人気のある日本の代表的なお祭りです。

今からでも宿泊できる宿を探して、参加してみてはいかがでしょうか。

 

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