奈良県奈良市にある春日大社にて毎年12月15日〜18日に開催されている春日若宮おん祭り。
900年の歴史がある五穀豊穣と万民安楽を祈るお祭りで、お祭りの中で行われるお渡り式や神事芸能が国の重要無形民俗文化財に指定されてます。
今回はそんな春日若宮おん祭りの見どころや日程について詳しく紹介していきます。
見どころ
春日若宮おん祭りの見どころについて紹介していきます!
お渡式
1番の見どころはお渡式です。
開催日:12月17日(火)
時間:12:00~14:30頃
ルート:奈良県庁前→近鉄奈良駅前→三条通→御旅所
お渡り式では馬50頭・奉仕者1000人が行列をなして奈良県庁前から出発しお渡式が行われます。
奉仕者には「楽人・日使・巫女・伝供御供・一物・細男・猿楽・競馬・流鏑馬・田楽」のそれぞれの役どころが列になって行列を行います。
特に見応えがあるところを紹介しますね。
巫女
白い衣装を身に纏い、風流傘という衣を頭の上に被り馬に乗って行列に参加しています。
巫女は行列でも花形となり、たくさんの人が美しい巫女の姿を一目見ようと見物や撮影に力を注いでいます!
流鏑馬(やぶさめ)
このお祭りの見どころの一つに流鏑馬がありますがこのお渡式では、少年が馬に乗り流鏑馬の衣装をきて行列に参加しています。
少年たちも流鏑馬を披露することになっていますので大きな注目ポイントと言えます!
将馬(いさせうま)
将馬では、他の役所のように馬に人を乗せず馬をメインとしたものとなっています。
白馬が勇ましく行列に参加する様子はとても見応えがあり、馬の迫力を感じることができます!
大名行列
大名行列はお渡式の最後を締めくくる1番の見どころと言っても過言ではありません。
「ヒーヨイヤナー」「ヒーヨイマカセー」「エーヤッコラサノサー」と若々しい掛け声と共に行列が行われます。
その後には子ども大名行列もあり、可愛らしい行列も見ることができますよ!
御旅所祭
御旅所祭はお渡式の行列が御旅所に到着する14:30頃から若宮様に向けて行われる芸能神事です。
開催日:12月17日(火)
時間:14:30~22:30頃
場所:御旅所
御旅所祭はお昼過ぎから夜遅くまで様々な演目で芸能神事が行われます。
夜の暗い中での神事は神秘的なものも感じさせてくれます。
お昼の表情とはまた違った夜の御旅所祭もお楽しみください。
過去の映像を参考に載せておきますのでご活用ください。
その他
その他にもお祭りの最初(12/15)に行われる大宿所詣と呼ばれる行列やお祭り最終日(12/18)に行われる奉納相撲など4日間のお祭り日程の中でどの日も見どころ満載です!
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日程
春日若宮おん祭 2024 | |
日程 | 2024年12月15日(日)〜18日(水) |
場所 | 春日若宮御旅所・奈良県長所付近 |
住所 | 〒630-8212 奈良県奈良市春日野町50 庭園 |
マップ | |
主催 | 春日若宮おん祭保存会 |
問い合わせ | 〒630-8212 奈良市春日野町160(春日大社) TEL:0742-22-7788/FAX:0742-27-2114 |
関連記事の紹介
春日若宮おん祭については他にも屋台や露店情報、駐車場やアクセス情報についての記事もございます。
関連記事のリンクを貼っておきますのでぜひそちらの記事も参考にしてみてください。↓
まとめ
いかがでしたか?
春日若宮おん祭は900年近い歴史あるお祭りでこれだけの規模で現代まで受け継がれてきたお祭りです。
お祭りに関わる人や馬の数も他のお祭りに比べても圧倒的に多く注目度の高いお祭りです。
ぜひ、一度足を運んでみてください!
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