木幡の幡祭り2024の日程は?祭りの内容や歴史、アクセスなども紹介

イベントニュース

木幡の幡祭り(こはたのはたまつり)は福島県二本松市で毎年12月に行われているお祭りです。

今回は2023年木幡の幡祭りの日程・開催場所・見どころ・歴史・アクセス方法を詳しく紹介します。

木幡の幡祭りとは?

引用:https://www.tohokukanko.jp

木幡の幡祭りは福島県二本松市木幡地内で毎年12月第1日曜日に行われています。

5色で彩られた百本以上の五反幡を立てて木幡山を目指して移動するお祭りで二本松市にとっては師走の風物詩となっているお祭りです。

また日本三大旗祭りの一つとされていて国の重要無形民俗文化財に指定されています。

木幡の幡祭りでは18歳前後の少年のことを「権立」と呼び、成人への通過儀礼としての要素も含まれています。

今年度の日程表をまとめておきます。

木幡の幡祭り 2024
日程 2024年12月1日(日) 終日(8:00~)
場所 木幡住民センターグラウンド(二本松市木幡字叺内65番地)
スケジュール 7:30 幡集合(木幡住民センターグラウンド)

8:00 出立式(木幡住民センターグラウンド)

8:30 出立

10:30 胎内くぐり

13:00 隠津島神社参拝

主催 福島県二本松市
公式HP https://www.city.nihonmatsu.lg.jp
マップ
問い合わせ先 東和支所地域振興課 地域振興係
TEL:0243-66-2490/FAX:0243-46-4122

見どころ

羽山籠り

羽山籠りは祭りの前日から行われる祭事です。羽山神社で大きな岩の割れ目を潜り抜ける、生まれ変わりの神事として行われています。

41歳以上の元老、35歳以上の中老、34歳以下の若連、初参加者の権立によって組織されています。

水垢離(みずごり)

引用:https://www.city.nihonmatsu.lg.jp

羽山籠りの中で井戸の冷たい水を裸で浴び、祭り前に身を清めます。

桶に13杯、17杯、23杯など奇数回を浴びることが一般的とされています。

木幡音頭踊り

引用:https://omatsurijapan.com

お祭り当日の開会式となる出立式が終わった後、木幡音頭を踊ります。

木幡音頭の後には餅つきも行われます。

幡競走

引用:https://phototosi.exblog.jp

幡競走とは、幡を持って競走するというイベントです。

運動会のような取り組みで一般の方や子どもたちも参加可能で、毎年賑わいます。

幡行列✖️フォトコンテスト

引用:https://www.tohokukanko.jp

木幡の幡祭り内ではフォトコンテストも行われています。

幡競走のあとは、いよいよメインイベントとなる隠津島神社を目指して移動する「幡行列」が行われます。

この幡行列は隠津島神社を目指して100人以上の人たちが旗を持って移動します。

その様子は特別な光景となり、最近では木幡の幡祭りに置いてフォトコンテストも実施されるようにました。

フォトコンテストの概要は下記リンクよりご確認ください。↓

フォトコンテスト-幡祭り - 東和観光協会
テーマ「木幡の幡祭り」に関するもの【木幡の幡祭り 開催日時】令和6年12月1日(日)午前8時30分【開催場所

ちなみに幡行列をカメラに収めようと毎年シャッタースポットの争奪戦となっているようです。

カメラマンの方々の様子がこちらです。

引用:https://omatsurijapan.com

また幡行列は過酷な行事でもあり山道などの険しい道を休憩を挟みながら2時間以上幡を持って歩きます。

その様子はまさに修行を行っているようです。

「権立」の少年にとってはまさに成人への通過儀礼として乗り越えるべき行事なのでしょうね。

胎内くぐり・権立よばり

引用:https://www.nippon-matsuri.net

権立は幡行列とは別行動となり世話役と共に胎内くぐり岩まで移動し、権立は人が一人やっとくぐり抜けることができるほどの岩をくぐって行きます。

権立の全員がくぐり終えた後、権立よばりの儀礼を執り行い羽山神社まで向かいます。

羽山神社では赤飯を食べる「食い初め」「参拝」を行い、幡行列の目的地である隠津島神社まで移動し合流します。

隠津島神社で全員で参拝を行い、木幡の幡祭りは終了します。

祭りの歴史

約960年前の「前九年の役」で陸奥国領袖の安倍頼時と征夷大将軍 源頼義が戦った故事にちなんだ祭り。戦いに敗れた源頼義・義家父子が木幡山に立てこもり、神社に戦勝を祈願したところ雪が降り、山の木が源氏の白旗のようになって安倍氏は戦わずして引き返したといわれています。山岳信仰・羽山信仰により権立(ごんだち)の成人儀礼が複合されています。(国指定重要無形民俗文化財) 源頼義が戦った故事にちなんだ祭り。戦いに敗れた源頼義・義家父子が木幡山に立てこもり、神社に戦勝を祈願したところ雪が降り、山の木が源氏の白旗のようになって安倍氏は戦わずして引き返したといわれています。山岳信仰・羽山信仰により権立(ごんだち)の成人儀礼が複合されています。(国指定重要無形民俗文化財)

引用:https://www.nippon-matsuri.net

このお祭りは約960年の歴史あるお祭りではるか昔より伝承され受け継いできたものでもあります。

故に日本の三大旗祭りの一つであり、国の重要無形民俗文化財に指定されているお祭りなのです。

アクセス方法

電車

公共交通:JR二本松駅→車20分

東北道二本松ICから国道4号 県道117号経由18km25分

駐車場情報

これまでの開催時には無料駐車場が設置されていたようです。

詳しい情報が入り次第内容を更新させていただきます。

まとめ

今回は福島県二本松市で行われている木幡の幡祭りについて紹介しました。

同時開催しているフォトコンテストでは最優秀賞者に賞金3万円が贈呈されるそうです。

是非、日本三大旗祭りの一つ木幡の幡祭りに参加してみてはいかがでしょうか。

 

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