茨城県鹿嶋市にある鹿島神社で毎年3月9日に開催されている祭頭祭(さいとうさい)。
鹿島神宮の行事の中でも最も規模が大きく勇壮なお祭りだと言われています。
今回は祭頭祭の日程や見どころ、混雑状況や歴史、アクセス情報について紹介していきます!
祭頭祭とは
祭頭祭は色鮮やかな衣装を身につけた囃人(はやしびと)が180センチもある樫棒(かしのぼう)を組んだり解いたりしながら町中を練り歩くというお祭りです。
また、穀物が豊かに実ようにという五穀豊穣、世の中がより良くなるようにという天下泰平を祈るお祭りでもあります。
そしてこのお祭りを通して鹿島地方に春を呼び込んでくるそうです!
日程・概要
祭頭祭の日程や概要を紹介しますね!
鹿島神宮 祭頭祭 2024 | |
日程 | 2024年3月9日(土) |
開催時間 | 午前10時〜 |
開催場所 | 鹿島神宮境内及び大町通り・仲町通り周辺 |
住所 | 〒314-0031 茨城県鹿嶋市宮中2306−1 |
マップ | |
問い合わせ |
・鹿島臨海鉄道 鹿嶋市観光協会 0299-82-7730 ・鹿島神宮 0299-82-120 ・鹿嶋市商工会 0299-82-1919 ・鹿嶋市商工観光課 0299-82-2911 |
参考HP | https://city.kashima.ibaraki.jp |
見どころ
大きな見どころは祭頭囃しです。
他にも露店なども境内に立ち並ぶのでそれぞれ紹介していきますね!
祭頭囃し
祭頭囃しは伊勢神宮駐車場より出陣し町中へと繰り出していきます。
途中には囃人による踊りも披露され大変賑わいます。
この祭頭囃しは15~6人が1組となり太鼓の音に合わせて祭頭歌を大きな声で歌いながら町中を練り歩いていきます。
色鮮やかな衣装に身を包み行うという点も他にはない面白さがあり、このお祭り一番の見どころとなっています。
特に鹿島神宮境内で実施される一斉囃しは迫力満点です!
祭頭囃しのスケジュール
10:00〜 | 祭頭祭参列 |
12:30〜 | 出陣(神宮駐車場) |
13:00〜 | 仲町通り囃し開始 |
13:30〜 | 踊り披露(いきいきサロン前) |
14:00〜 | 角内通り囃し開始 |
14:30〜 | 大町通り囃し開始 |
15:00〜 | 踊り披露(うちだや前) |
16:30〜 | 鹿島神宮内一斉囃し |
18:00〜 | 春季祭参列 |
屋台・露店・キッチンカー情報
祭頭祭の当日は鹿島神宮境内にたくさんの屋台・露店・キッチンかーが出店されます。
ボリュームのあるハンバーガーやロングポテト、ピザ、フランクフルト、お好み焼きなど屋台だけでなくキッチンカーも準備されるからこそ楽しめるグルメもありそうです!
ぜひ、当日は屋台・露天・キッチンカーもお楽しみください!
アントン🦌はとーーーっても
美味しそうな匂いに誘われて…🤭山町さんのかしまし豚の
ホルモン焼きをGET😋💓#アントンの大冒険 #鹿島神宮 #祭頭祭 #祭頭囃し pic.twitter.com/QWKv1BK0xW— maaya (@maaya_0222) March 11, 2023
混雑状況
先ほども紹介したように特に鹿島神宮境内で行われる一斉囃しが大きな見どころになっています。
ということもあり、16:00頃の鹿島神宮境内は大変混み合うことが予想されます。
町中を回る中で踊りを披露するタイミングにも混雑が予想されるので苦手な方はそういった時間と場所を避けると良いでしょう。
ただ、一斉囃しなどは大きな見どころでもあるので、来場された際には是非ご覧になってほしいと思います。
歴史
その起源は、奈良時代とも平安時代とも言われておりますが、この祭がいつ頃から始まり、どのような由緒を持つ祭礼であるのかは、はっきりとはわかっていません。
社家に伝わる古文書(「古帳写留祭頭当人覚」)には、建仁四年(1204)に片野地区の長保寺と平井地区の宝持院が祭頭祭をつとめた事が記されており、それが文献上で確認できる最も古い記録です。
祭頭祭は、旧暦2月15日に行われていましたが、太陽暦が採用された明治以降は、毎年3月9日に行われてきました。元々は男性のお祭りで、江戸時代後期の絵図を見ると、男衆がかし棒を手に勇ましく囃したてており、血気盛んな荒々しいお祭りだったことがうかがえます。
昭和40年代頃までは男性しか参加していませんでしたが、時代の移り変わりと共に、今では女性や小さな子供たちも囃子人として参加しています。
アクセス情報
電車
●JR鹿島神宮駅より徒歩10分
※東京方面から向かう場合は、時間よって乗り換える電車が変わるようなので注意が必要です。
鹿島線は1時間に1本程度の運行状況だということなので電車の時間を事前にしっかりと調べておきましょう!
車
潮北ICより一般道を30分ほど入れば鹿島神宮に到着します。
駐車場情報
専用駐車場がいくつかありますので紹介しますね!
鹿島神宮 参拝者第一駐車場 | |
住所 | 〒314-0031 茨城県鹿嶋市宮中 |
マップ | |
料金 | 普通車300円 |
収容台数 | 60台 |
鹿島神宮 参拝者第二駐車場 | |
住所 | 〒314-0032 茨城県鹿嶋市宮下2丁目8−8 |
マップ | |
料金 | 無料 |
収容台数 | 55台 |
鹿嶋市宮中地区駐車場 | |
住所 | 〒314-0032 茨城県鹿嶋市宮下1丁目6-15 |
マップ | |
料金 | 無料 |
収容台数 | 25台 |
交通規制情報
59951
お祭り当日は時間帯によって歩行者専用の道路となります。
これは、祭頭囃しが町に繰り出す時間帯によって交通規制が敷かれるようなので車で来場する場合は、しっかりと確認してから向かうようにしましょう。
来場者の反応
昨年参加された方の反応を参考に紹介しますね。
鹿島神宮、祭頭祭。神宮からぞろぞろ歩いて囃したてるんだよね。毎年祭りの担当地区があって、二十何年前にはわたしも出た。懐かしかった〜 pic.twitter.com/5om90MjgHO
— ま (@beach_snail) March 12, 2023
#鹿島神宮#祭頭祭
3月9日鹿島神宮で春を告げる
お祭り、祭頭祭が行われました。
たまたまお参りに来ていて、
せっかくなので
一通り参加させていただきました🤗
ホラ貝の音聞いたの初めてで
戦国時代にタイムスリップ
した気分でした😁😁 pic.twitter.com/WbaEgQIdwZ— アトム (@NomiyamaAp) March 11, 2023
まとめ
いかがでしたか?
今回は鹿島神宮で開催される祭頭祭について紹介しました。
迫力のある祭頭囃しを一度は目にしたいものですよね?
ぜひ、一度足を運んでみてください!
コメント