若葉祭(うなごうじ祭)2024の日程・見どころ・アクセス情報について紹介!

イベントニュース

愛知県豊川市の牛久保八幡社で毎年4月に開催されている若葉祭(うなごうじ祭り)

お祭りでは歌に合わせて寝転がることから奇祭と言われています。

今回は若葉祭の日程や見どころ、アクセス情報について紹介します!

若葉祭(うなごうじ祭)とは

若葉祭はかつて明応の時代に牧野公に招かれた領民が路上に寝転がり感激したことを表現したと言われる出来事を再現した天下の奇祭です。

牛久保八幡社から天王社までを行列を組んで往復します。

囃子方のヤンヨウガミと呼ばれるものたちが笹踊りの歌に合わせて所構わず「うじ虫」のように寝転がることから「うなごうじ祭」と呼ばれるようになったと言われています。

若葉祭は県指定無形民俗文化財に指定されてるお祭りです。

日程

まずは、若葉祭の日程を紹介していきます!

若葉祭(うなごうじ祭)2024
日程 2024年4月6日(土)・7日(日)
場所 牛久保八幡社
住所 〒442-0826 愛知県豊川市牛久保町常盤164
マップ
主催 牛久保八幡社
問い合わせ
0533-89-2206(豊川市観光協会)

見どころ

引用:https://www.aichi-now.jp

見どころはなんといっても寝転がりながら行われる行列です。

宵祭(1日目)

1日目の宵祭では午後3時半ごろから行列が牛久保八幡社から出発し天王社を目指します。

この行列が行われている移動中にこのお祭りのメインとなる神事が道中で行われることになります。

行列には祭事・ダシ持ち(馬簾)・警備の若衆、そしてその後方には大太鼓・小太鼓を担当する者、寝転んで神事を行うヤンヨウガミと呼ばれる踊りの囃子方が30人ほど加わります。

※馬簾(ばれん)とは旗印に付けられる飾りのことで行列の組を象徴する印のようなものを指します。

行列の最中、ヤンヨウガミが「サーゲニモサーヤンヨウガミモヤンヨー」と歌うと一斉に路上に寝転びます。

仲間から手が差し出されるまでは立ち上がってはいけないそうですよ!

まさに奇祭ですね・・・

本祭(2日目)

また、2日目の本祭では正午より行列が始まります。

そして午後7時ごろに八幡社に行列が帰還し、そこから子どもたちによる神児車による神児舞太鼓の実演など見応えがある神事が行われます。

ここも大きな見どころです!!

歴史

戦国乱世の世に領民思いの城主の牧野氏は、新たに城を築いた際に、領民を城に招きその苦労をねぎらうためもてなし、殿様の振舞い酒に酔った人々はまともに歩いてかえることができず、転がりながら互いにおこしたりして助け合って帰っていったといわれており、この時の喜びを祭の神事に再現したものが「うなごうじ祭り」である。

引用:https://www.aichi-now.jp

牛久保八幡社について

引用:https://www.toyokawa-map.net

奈良時代、大変な飢饉にあった三河国では朝廷が倉を開いて苦しむ民衆を救いましたが、不作が続き町民は三河国から徐々に離れていくようになりました。

人々が離れたことで土地も荒廃し状況は悪化していきました。

そんな中、国司は民衆の心の拠り所として社殿を建て仁徳天皇を祀りました。

それが八幡社の始まりとされています。

アクセス情報

電車

●JR飯田線「牛久保」駅下車徒歩8分


●名鉄豊川線「稲荷口」駅より徒歩14分

東名高速道路「豊川IC」より約7分

駐車場情報

近くにあまり駐車場がありませんので公共交通機関を利用されることをオススメしますが、いくつか駐車場を紹介しておきますね!

名鉄協商稲荷口駅前
住所 〒442-0045 愛知県豊川市 二見町駅前通3-30
マップ
料金 60分 100円

最大料金:600円

収容台数 16台
Machiniwa豊川 駐車場
住所 〒442-0884 愛知県豊川市光明町1丁目11
マップ
料金 無料
収容台数 300台

参加者の反応

まとめ

今回は愛知県豊川市にある牛久保八幡社で行われる奇祭、若葉祭(うなごうじ祭)について紹介しました。

世の中不思議なお祭りはたくさんあるものですね。

でも、それぞれにちゃんと意味が込められていて日本の歴史に触れることができるのも奇祭の魅力ではないでしょうか。

ぜひ、一度足を運んでみてください。

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