山口県山口市で毎年行われている山口天神祭。
今回は山口天神祭の日程やお祭りの見どころ、歴史、アクセス方法について詳しく紹介します!
山口天神祭とは?
山口天神祭とは古熊神社で行われる祭典です。
山口の三大まつりの一つであり、毎年盛大に行われています。
日程・概要
山口天神祭 2024 | |
日程 | 2024年11月23日(土)13:00~16:00
※25日に古熊神社にて例祭が執り行われます。 |
開催場所 | 古熊神社
行列:古熊神社、中心商店街、山口駅通りなど |
住所 | 山口県山口市古熊一丁目10-3 |
マップ | |
問い合わせ | 古熊神社
TEL:083-922-0881 |
公式サイト | https://www.furukumajinja.com |
歴史
山口天神祭は応安6年(1373年)から行われ、約650年続くお祭りです。
菅原道真を主神祭とするお祭りであり、菅原道真の命日である11月25日に毎年例祭を行っています。
内容
普段お宮の外に出ることのできない神様を御神輿などに載っていただき街の様子をご覧になっていただくための御神幸祭(ごじんこうさい)が11月23日に街をあげて執り行われます。
非公開ではありますが11月17日〜22日まで準備期間としての神事が執り行われます。
そして、11月25日に例祭を斎行し山口天神祭を締めくくります。
11月17日〜25日までの神事全てを総称して山口天神祭と呼ばれています。
見どころ
御神幸行列
メインとなる御神幸祭には毎年神役(しんやく)を一般市民の4名が務め神様に奉仕をします。
山口天神祭の全てを取り仕切る「大拝司」、大拝司の補佐役である「小拝司」、行列の先頭を行き、小学生男児が務める「御先乗」、御神幸行列の最後尾には小学生女児が御神幸祭の無事安全を祈る大役「花神子」の4名の神役で構成されています。
この4名が主となって神様である「菅原道真」を奉仕します。
備立行列
山口天神祭では、神役以外にも300名によって行われる備立行列などのさまざまな加勢が披露されます。
江戸時代の参勤交代の際、行列の先頭を神役の御先乗と共に弓や槍などで露払いをしていたのが備立行列だと言われています。
山口天神祭ではかつては地元の青年たちによって行われてきましたが、戦後大人による備立行列は途絶えてしましました。
平成7年に「山口天神祭備立行列保存会」が結成され、現在では大人による備立行列が復活しています。
その他
「獅子舞」
地元の小学生男児による獅子舞です。 |
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「稚児舞」
花神子が乗る花神子車に付き添い地元小学生女児が可憐な舞を披露します。 |
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「宝恵籠」
3才の子どもが勤めます。 |
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「長持ち」
道中で笑いを誘い行列を明るく華やかにしていきます。 |
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巡幸路(ルート)
古熊神社→中心商店街→山口駅通り→古熊神社というルートで行列が行われます。
当日は交通規制も実施されるようです。
事前に確認する必要がありますね!
アクセス情報
電車
JR山口駅から車で3分。または徒歩15分
車
山陽道防府東ICから国道262号経由20km25分
駐車場
古熊神社から徒歩1km圏内にいくつか駐車場がありますが、行列が行われる道とかぶっているため当日は交通規制により利用がしにくいかもしれません。
参考までに1km圏内の駐車場をいくつか紹介します。
大市駐車場 | |
住所 | 山口県山口市大市町3-8 |
マップ | |
料金 | 終日1時間:100円 |
中市・井筒屋駐車場 | |
住所 | 山口県山口市中市町3-3 |
マップ | |
料金 | 終日1時間:100円 |
収容台数 | 400台 |
中市第2駐車場 | |
住所 | 山口県山口市中市町 |
マップ | |
料金 | 終日1時間:100円 |
収容台数 | 57台 |
まとめ
今回は山口県の山口天神祭について紹介しました。
歴史があり行列ではそんな伝統が感じられる貴重なお祭りです。
ぜひ、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
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